生後10カ月になる息子に綿棒浣腸を行ったので、その時の様子、注意点やコツをまとめました。排便時に苦しそう、何日も便が出ていない…かかりつけ医で綿棒浣腸をお勧めされたけど、行うのが不安…そんな方の参考になれば幸いです。
はじめに
離乳食が始まる時期から増えてくるのが赤ちゃんの便秘。
赤ちゃんによっては生まれた時から、便通があまり良くない子もいますね。
我が家の次男は生まれた時から便はあまり頻繁に出ない方でした。
離乳食後期になり、今まで以上に便秘がちに。
機嫌も良くない日も多くなってきたので、この度、綿棒浣腸を行ってみることにしました。
綿棒浣腸以外のオススメ便秘解消法はこちら
やり方
※注意※ 実際に行う際は、かかりつけ医の指示に従って行ってください。
1.綿棒、ペットシート(なければ新聞紙)、ベビーオイル、おしりふき、ゴミ袋を用意します。

2.赤ちゃんのお尻の下にペットシート(なければ新聞紙)を広げます。
3.綿棒の先端3センチほど、たっぷりとオイルをつけます。(私は画像の黒い線くらいまでつけました)

4.おむつ替えの時のように赤ちゃんの足を持ち上げ、赤ちゃんの肛門に綿棒の先端をゆっくり円を描くように差し込みます。
5.穴を開くような感じで、数秒間円を描きます。この時、綿棒がたわんだり、折れたりしないように注意してください。
6.一度綿棒を引き抜き、綿棒の先端に便の色が付着しているか、排便があるか確認しましょう。
7.便が先端に付着していない、排便がない場合でも、しばらくすると排便する場合もあります。
8.様子を見て、2~3回綿棒刺激をしてみましょう。

息子の場合は、綿棒浣腸してしばらくしてから排便しました。
注意点
腸の粘膜を傷つけないように慎重に行う
赤ちゃんが動いてしまうと、傷つけてしまう可能性があるため、しっかり足を抑えて行いましょう。
綿棒がたわんだり、折れたりしないように注意する
子供用綿棒だと細すぎて刺激が足りないので、大人用綿棒がオススメです。
しかし、大人用綿棒もたわんでやりにくかったので、個人的には以下のような浣腸用綿棒をお勧めします。
いつやるのが良い?
食後30分程経った頃
食事をしてから30分後くらいに腸が活発になります。
そのタイミングで肛門を刺激してあげると、出る確率が高いです。
赤ちゃんが踏ん張っているとき
私の息子の場合は、踏ん張っているときに助け船のように刺激してあげると出ることが多かったです。
コツは?
綿棒がたわまないようにすること
大人用綿棒を使用しても、円を描いているときにたわんでしまうことがありました。
たわんでしまうと、うまく腸の壁沿いを綿棒で刺激できず、浣腸が上手くいきません。
オススメは、浣腸専用の綿棒を使用すること。
綿球にたっぷり染み込ませたワセリンがお尻と綿棒の間の摩擦を低減します。
更にお尻へ挿入しやすいように挿入部分をロケット形状にしており、赤ちゃんの負担を低減します。
子供にあったタイミングを見極める
食後30分の機嫌のよいときに浣腸した方が出る子、時間は関係なく踏ん張っているときに浣腸した方が出る子、浣腸後しばらくしてから便が出る子…赤ちゃんによって浣腸の効果が出るタイミングは異なります。
お子さんの最も効果的なタイミングを見極めて行うと、何度も行う必要がなく、お子さんにとっても親御さんにとっても負担は少ないです。
おわりに
赤ちゃんが便秘で苦しそうだと、心配になりますよね。
まだ腹筋も消化器官も未発達な赤ちゃんに、少しでも負担なく楽に排便してもらいたい…そんな方の参考になれば幸いです。
生後0か月から使えるビフィズス菌もオススメですよ。
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